ダイカスト製品の特徴
当社は、アルミダイカストマシン7台を保有し、多種多様な製品に対応いたします。
2008年3月より800トンのダイカストマシンを導入し、小型だけでなく中型鋳物にも対応できるようになりました。
当社のアルミダイカストの9割は自動車関連部品で、高精度・高品位の求められる製品を製造しています。
ダイカスト製法
ダイカスト製法は、現在、非鉄金属鋳物の中で最も生産性が高く、効率的で、生産速度が速いことが特徴です。
鋳物は、薄肉で滑らかな鋳肌であり、複雑で高精度な形状鋳物を数万個レベルで生産可能です。
構造を詳しく見る
ダイカスト製法の金型は、基本的に固定型と可動型のセットで、ダイカスト機に取り付けられます。
鋳物の形状により、横スライドなどの引き抜き方法も用いる場合があります。
金型作成費は、木型(砂型製法で用いる)と比較して高価ですが、一つの金型で、最大数十万回の鋳造が可能と言われ、また、一回の鋳造で2個口以上製品を鋳造できるように金型を作成することで、より生産量を拡大することも可能です。
ダイカスト機に固定型、可動型を取付け、スプレーで離型剤を塗布します。
可動型が動き、固定型に組み合わされて締め付けられます。このときの圧力が締付圧と呼ばれ、ダイカスト機の性能の一つとなります。
溶解金属を固定型後部の溶解金属充填口より供給します。
スリーブ内に供給した溶解金属をプラジャーと呼ばれるピストンにより圧力を加えて金型内に充填します。
金型により数秒間冷却された後、可動型が動いて形が開かれ、製品を取り出します。
主にダイカスト製法が用いられている分野
- 自動車部品全般
- ハウジングエクステンション(機械部品)
- スロットマシンのコントロールパネル(一般工業製品)ほか
取り扱い素材
ADC12 / ADT17 / 他
製品紹介
ハウジングエクステンション
高113×幅160×奥行175(単位:mm)
重量:1.7Kg
ボディーオイルポンプ
高33×幅170×奥行110(単位:mm)
重量:0.25Kg
支柱
高263×幅40×奥行60(単位:mm)
重量:0.3Kg